スポーツの世界では、超一流の選手達が、まさに生き残りをかけて戦いを繰り広げています。プロ野球の世界でも同様です。去年のペナントレースを制した巨人でも状況は変わりません。巨人の今年のスローガンは「原点」です。それはサバイバルといわれるほどの激しい競争です。中心選手である阿部、小笠原、ラミレスの３人以外については、激しいポジション争いをさせるのが、今年の原監督のポリシーの様です。まさに黄金時代に向けて、隙をみせない戦いぶりだと感じます。特に競争が激しくなりそうなのが、６人で臨む先発ローテーションです。ゴンザレス、内海、グライシンガーなど、有力な先発陣は５投手いますが、残りの1枠を目指して、若手が争奪戦をくり広げることになるでしょう。また、外野のポジションも、ラミレス、亀井、松本に対して、谷、鈴木、さらにはルーキー長野までを含めた戦いが行われます。けがで本調子を欠いている高橋も当然ながら、候補の一人です。勝つことが義務付けられている巨人ですが、まさにチャレンジャーとしての姿勢を崩すことなく、今年の開幕を目指したキャンプを進めています。今年の巨人の戦いぶりがどのようになるのか、いまから楽しみです。


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